唇のかさつきは女性の大敵。今回はお家で簡単にできるリップケアをご紹介します。

なぜ唇の乾燥が起こるの?
- 1.唇の角質は薄くデリケート
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他の部位の皮膚と比べて唇は、角層がすごく薄いため保水力が弱く、皮脂を分泌する皮脂腺や汗を分泌する汗腺がないため、皮膚のバリア機能が低く、水分が蒸発しやすいのです。 1つの要因として空気の乾燥による影響を強く受けてしまい、カサカサなどのトラブルが起こりやすいのです。
- 2.内臓の不調
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唇は粘膜と密接に関係しています。風邪を引いたら喉が腫れたり、腸に炎症が起きたりするのと同じように唇は内臓の状態を表してくれます。
唇の腫れや、出来物などある場合はストレスや内臓の不調が隠れている場合があります。
- 3.水分不足
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体内の水分が不足すると唇の粘膜まで水分が行き渡らなくなり、乾燥状態に陥ってしまうことがあります。 そのため、水分補給は唇の乾燥を防ぐためにも大切なことです。 空気が乾燥し、涼しくなって水分補給の頻度が減少しがちな秋冬はもちろん、暖かくなって汗をかきやすくなる春夏も水分不足にはくれぐれも注意しましょう。
「はちみつシュガーパック」にはどんな効果が期待できるの?
唇はとてもデリケートです。口に入りやすく粘膜吸収もしやすいため、お手入れに使うものは安全なアイテムで行いましょう。
今回、使用する「はちみつ」と「シュガー」など、それぞれスキンケアにぴったりな材料です。
- ☆はちみつ☆
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はちみつには、高い保湿効果や吸水性があります。
保水性が高いはちみつは、肌の水分が蒸発するのを防ぎ、うるおいのある肌を保ってくれます。はちみつは、古くから抗炎症作用や保湿作用を持つことで知られています。そんなはちみつとハーブを組み合わせると、肌をしっとりさせる入浴剤にもなります。
はちみつをお湯に入れても、肌がべたつくことはありませんのでご安心を。
はちみつの保湿効果により、うるおいのある柔らかい肌を保つことができるほか、健康的な肌を目指すこともできます。 - ☆シュガー☆
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砂糖は水にとけやすいので刺激は少なく、砂糖には保湿力があるので肌がしっとりすると言われています。
お顔に使うよりも唇やBODYケアがおススメです。けれど唇も刺激に弱いため、ゴシゴシとこすったりせずに「優しく」がポイントです。
シュガースクラブを作る際に使用する砂糖は基本的にどんな種類のものでもOKなのですが、刺激が最も強いのはザラメは避けて、上白糖・黒糖・三温糖など自分のお肌にマッチしたお砂糖を探してみてくださいね。
- ☆キャリアオイル☆
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はちみつだけでは滑りが悪く感じる場合があります。その際はホホバオイルやスクワラン・スイートアーモンドオイルなどを足していただくとより、しっとりしたテクスチャーに仕上がります。(今回作成したものにはホホバ油を使用しています)
- ☆アロマオイル☆
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リラックス効果を高めてくれます。こちらはお好みで(ごく少量)お使いください。
☆はちみつシュガーパック☆について
こちらの動画でもくわしくお話させていただきました。
お風呂に入って、手作りはちみつシュガースクラブで簡単スキンケア。
ハーブとはちみつの甘い香りに癒されて、とびきり贅沢な気持ちになれるbeautyケアです。